16 大塚商会アニュアルレポート2016
社会貢献活動・環境保全活動
身近なところから一歩ずつ。私たちは、様々な分野で社会貢献活動・環境保全活動に取り組んでいます。 2016年に行った社会貢献活動の一部を紹介します。
日本国内で年間500∼800万トン発生するといわれる「食品ロス」。フードバンクは、この余っている食品と、困っ ている人をつなぐ活動です。
通信販売事業「たのめーる」では、取扱っている食品・飲料の賞味期限が近くなり、お客様に販売できなくなるも のがどうしても出てきます。従来はこれらの食品・飲料を産業廃棄物として処分していましたが、2016年5月より東 日本物流センターからフードバンク「セカンドハーベスト・ジャパン」への食品寄贈をスタートしました。寄贈する食品は レトルト食品・飲料・お菓子と様々です。行政や社会福祉協議会を通じて支援依頼のあった方の元へ届けられてい ます。
2017年1月には、「フードバンク関西」とも合意書を締結し寄贈を行っています。
■フードバンク支援活動
【Photo by Natsuki Yasuda / studio AFTERMODE】
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■災害支援活動
●東日本大震災
仙台支店では、2 0 1 6年3月1 2日から6月3 0日までのシステムインテグレーション事業の売上金額の1%にあたる 1,046万円を震災孤児・遺児の支援活動に寄付しました。また、社員と会社のマッチングギフト制度「大塚商会ハー トフル基金」では、「第3回 復興応援プロジェクト」を実施し、2 0 1 6年は6プロジェクトを支援しました。被災地の特
産品を社内で販売する社内物産展は3つの事業所で計15回実施しました。
●熊本地震
2 0 1 6年4月の熊本地震に対し、通信販売事業「たのめーる」のハッピーポイントを利用した募金を実施しました。 お客様からの申し込みポイントを1ポイント=1円と換算、同額を大塚商会が上乗せした合計1,681,200円を日本赤 十字社「熊本地震災害義援金」に寄付しました。また、「大塚商会ハートフル基金」から熊本県に対し100万円を寄 付しました。その他、被災機に対して代替機の無償貸し出しや無償対応を行いました。